また、チェック・オア・アンチェックひとつで。。-空白セルを表示する-
オリンピックも話題ですが、シンゴジラも流行ってますね~。
すご~く見たいのですが、海外にいる間は、どうしようもありません。こういうときは、もどかしいです。
こらえ性がないので、ついついネタバレ含めて情報をチラ見してしまうのですが、ますます気分が落ち着かなくなってしまいます。尾頭ヒロミ課長補佐、気になって仕方ないです。ツイッター、罪です。。。
さてさてTableau ですが、時には簡単なビューを作成するのに100 ステップも必要だったり、
逆に、ひとつのチェック/アンチェックがVIZのキーを握ることもあります。
今回も、後者のお話です。
受けた依頼は、テーブルに空白セルを表示したいというもの。
下にあるようなシンプルなテーブルです。
これはこれで問題ないのですが、例えば上から4つ目の、" 6" Cubicle Wall ***" をフィルタから選択した際、下図のようになってしまいます。
一見、問題ないように見えますが、このアイテムのデータが存在しない2010年の列が、隠されてしまっています。このように見せたいときは問題ないですが、2010年にはデータがないことを示すためには、2010年の列表示をさせたいです。
また、ダッシュボードの時には、フィルタしたときだけ、フォーマットが変わってしまうことも避けたいです。
以下のように、2010年度の列を表示させたい というのがリクエストです。
最初は、以下の計算式を試してみました。
[Sales (ZN,lookup)]
zn(lookup(sum([Sales]),0))
過去に挙げたPostでも紹介した方法です。こちらです。
これだと、確かに、「0」を表示させることはできました。
しかしながら、フィルタをかけると、
やはり 2010年度の列は、表示されていません。
答えは非常に簡単です。ただし、いつものことながら、
『解答を知っていれば』です。
"Show Empty Columns" をチェックします。
ただ、これだけでは、まだ表示されません。
さらに、"show missing value" をチェックします。
ディメンションが Date 関連でなければ、"show missing value" のチェックなしで、空白セルの表示がなされます。
これで基本的に完了ですが、ひとつだけちょっとややこしいことが起きます。
それは、フィルタに関してです。
今、フィルタは、「Product Name」のみですが、Columnにある「Product Container」の右端をクリックして、フィルタを表示させてみます。
以下のWindowが表示されます。
何の気なしに、OKをクリックすると、以下のように予期せずフィルタされた状態になります。
フィルタシェルから、「Product Container」を取り除くと、元の通り、空白セルが表示された状態になりますし、
表示させたいアイテムを選択すれば、それらのみが表示されます。通常のフィルタと同じです。
ということで、チェック・アンチェックひとつでVIZが変わる例を紹介しました。
それでは、Enjoy Tableau !!