また、チェック・オア・アンチェックひとつで。。-空白セルを表示する-

オリンピックも話題ですが、シンゴジラも流行ってますね~。

すご~く見たいのですが、海外にいる間は、どうしようもありません。こういうときは、もどかしいです。

こらえ性がないので、ついついネタバレ含めて情報をチラ見してしまうのですが、ますます気分が落ち着かなくなってしまいます。尾頭ヒロミ課長補佐、気になって仕方ないです。ツイッター、罪です。。。

 

さてさてTableau ですが、時には簡単なビューを作成するのに100 ステップも必要だったり、

 

tableautableau.hatenablog.com

 

逆に、ひとつのチェック/アンチェックがVIZのキーを握ることもあります。

tableautableau.hatenablog.com

 

今回も、後者のお話です。

受けた依頼は、テーブルに空白セルを表示したいというもの。

下にあるようなシンプルなテーブルです。

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これはこれで問題ないのですが、例えば上から4つ目の、" 6" Cubicle Wall ***" をフィルタから選択した際、下図のようになってしまいます。

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一見、問題ないように見えますが、このアイテムのデータが存在しない2010年の列が、隠されてしまっています。このように見せたいときは問題ないですが、2010年にはデータがないことを示すためには、2010年の列表示をさせたいです。

また、ダッシュボードの時には、フィルタしたときだけ、フォーマットが変わってしまうことも避けたいです。

以下のように、2010年度の列を表示させたい  というのがリクエストです。

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最初は、以下の計算式を試してみました。

[Sales (ZN,lookup)]

zn(lookup(sum([Sales]),0))

 過去に挙げたPostでも紹介した方法です。こちらです。

tableautableau.hatenablog.com

 

これだと、確かに、「0」を表示させることはできました。

f:id:skn_0410:20160817053158p:plain

 

しかしながら、フィルタをかけると、

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やはり 2010年度の列は、表示されていません。

 

答えは非常に簡単です。ただし、いつものことながら、

『解答を知っていれば』です。

"Show Empty Columns" をチェックします。

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ただ、これだけでは、まだ表示されません。

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さらに、"show missing value" をチェックします。

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ディメンションが Date 関連でなければ、"show missing value" のチェックなしで、空白セルの表示がなされます。

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これで基本的に完了ですが、ひとつだけちょっとややこしいことが起きます。

それは、フィルタに関してです。

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今、フィルタは、「Product Name」のみですが、Columnにある「Product Container」の右端をクリックして、フィルタを表示させてみます。

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以下のWindowが表示されます。

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何の気なしに、OKをクリックすると、以下のように予期せずフィルタされた状態になります。

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フィルタシェルから、「Product Container」を取り除くと、元の通り、空白セルが表示された状態になりますし、

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表示させたいアイテムを選択すれば、それらのみが表示されます。通常のフィルタと同じです。

ということで、チェック・アンチェックひとつでVIZが変わる例を紹介しました。

 

それでは、Enjoy Tableau !!