ガントチャートを進化させてみた!! ー棒グラフと合体っー

また/まだ(?)山火事のようで、風向きによって、もやがかかったような感じにないます。少し煙っぽいにおいもするし。。。

これがなければ、澄み渡った青空で、めちゃめちゃ快適なのですが。。

 

さてここしばらく、どうにかして作りたいと思ってたVIZがあったんです。

折に触れてトライしてみたのですが、なかなか最後の一歩が越えられず、実現できてませんでした。

なぜ出来たのか。。。

やっぱ、アンバサダー軍団  できるわ~。この人達にコンタクトしやすくなったことはやはり大きいですね。まあ、当面アンバサダーの中では、やんちゃキャラでやって行こうと思います。。。

 

ガントチャートはこんな感じですね。

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そして、サマリーはこんな感じ。

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ダッシュボードで上下に重ねることは出来るのですが、横軸の時間を完全に同期させるのは面倒です。

ゴールは、上記2つのチャートを、ひとつのシート上で作成するか、ダッシュボードで完全に同期するかです。

 

与えられたデータは、こんな感じ。

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[End Time - Start Time]

[End Time]-[Start Time]

 

 終了時刻から開始時刻を引き算するCalculated Fieldを作成して、ガントのサイズに配置することでチャートが出来ます。

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さて、このデータ構造だと、サマリーのグラフは描けるでしょうか?

 

答えはノーです。

なぜなら、Continousの横軸を持って、グラフを描こうとすると、Start Time、End Timeのどちらかを持ってくるしかありません。しかしながら、Strat Timeを軸にした場合、最後の End Time は、必ず最後の Start Time より後ろになります。

逆もまたしかり。End Timeを軸にした場合、最初の Start Timeは必ず、最初の End Timeより 前になり、どちらのケースもポイントを表示することができません。

ですので、最初にやるべきことは、きちんと最大、最小をカバーできるようにすることです。

一歩目:データ構造の変更

データピボットを使います。

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以下のようなデータを得ます。

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このデータ構造の方が、タブローでは格段に扱いやすいのですが、ひとつ問題がありあす。同じイベントにおける、Start Timeと End Time の関係性が失われてしまいました。イベントIDがあれば良いですが、今回はありません。

 

ガントチャートを描いてみる

 

しかしながら、元のデータがある限り、以下のようにデータソースの関係を構築すれば問題ありません。

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これで、同様のガントチャートは完成です。

 

さらに創造性を働かせる

さて、もう一歩進めます。ぶっちゃけ、ガントチャート、扱いにくいです。

他のグラフ足せないんで。。。

そこで、ガントチャート  ライク な グラフにトライしてみます。

以下のClculated Fieldを作成します。

[Data for new Chart]

if [Pivot field names]="Start Time" then 1
elseif [Pivot field names]="End Time" then -1
else 0 end

 

 グラフを作成します。

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Table Calculationiを追加します。

 

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カテゴリの色づけ

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ここで、ちょっとしたトリックです。

もともと知ってたんで、「隠しボタン」ではありませんが、「ここで使う」のを知らなかったため、大変苦労しておりました。

Show Missing Value を ON にします。

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そしたら、↓

わーお。

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これで、ガントチャート  ライク なグラフが出来ました。

これが出来れば、サマリーを下段に追加するのは簡単です。

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残りはお化粧。

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これが最終形です。

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最後のトリックすっ飛ばしてたせいで、ぜんぜん別のアプローチに取り組むことになり、なが~い放浪の旅となった訳です。

マジで、「知ってる」「知らない」だけの違いです。ボタン一個だけですよ~。

信じられんわ。ホンマに。。

だからこそ、継続的に学ぶことが重要ですね。。。。

今日の私は昨日より賢い!

(覚えた分だけ何か忘れてるけどな!!)

 

 

それでは、Enjoy Tableau !!