案外いいかも?!最高、最低気温のグラフ-こんなに違った東京と「砂漠」-
もう、8月です!
前にも書きましたが、アメリカの内陸部は非常に乾燥していて、夏も過しやすいです。
小学生並みの知見によって、海水より陸の方が熱しやすく冷めやすいので、その分早めに気温のピークがくるんだと思ってます。
そして、昼間は暑くても、夜は涼しいです。そう、それは砂漠です!
ラクダがいて、砂のいっぱいあるのだけが砂漠(Desert)ではなくて、西部劇に出てくるような「荒野」も英語では「Desert」といいます。
ということで、東京の気温と比較してみました。
着色部の下限が平均最低気温、上限が平均最高気温です。
えんじ色のアメリカ中西部は、ピークが8月ではなく7月である点、それに何より、この最高気温と最低気温との温度差!!
こうしてみるとすごい。。
夜は窓開けて寝ると風邪引きます。早朝とか寒いんで。。
さて、上記のようなグラフの書き方を投稿してみようと思います。
ベースにあるのは棒グラフです。そこに一工夫加えると、レンジを表すグラフに出来ます。
最高気温を主軸に、
最低気温を第2軸においてみます。
色が勝手に変更されたことはひとまずおいておき、同期します。
すでになんとなくそれっぽい!
2軸目の色を変更します。
さらに、
第2軸の色を「白」に変えて、さらに、主軸から Measure Nameを取り除きます。
こうなりました。
できた!!
ように見えて、実は欠陥があります。分かりますか?
最初のグラフ
最低気温の零下部分が色づけされていません。
これだとNGですね。
アプローチを変えます。
ところで、このグラフ、どっかで見たことあるタイプだと思われた方もあると思います。
そうです。いわゆるガントチャートですね。
ガントチャートを縦向きにして、棒グラフ風に描画するのです。
ガントチャートの基本は、「始点」と「長さ」です。タイムテーブルで使うことが多いですが、その場合も開始時刻と継続時間で表現します。
この場合は、
「最高気温=最低気温+温度差」という公式(笑)を使います。
先ほどのグラフから、
2軸目のチャートタイプを「ガント」にします。
で、温度差フィールドを、「サイズ」に配置します。
色付けが反対になっているので、ガントを色づけ、棒グラフを白に変更します。
出来ました!!
あとは、Labelを配置します。
最高気温を棒グラフ側に、最低気温をガント側に、それぞれ配置します。
最低気温ラベルの配置が悪いので、変更します。
できました~。
やたら同じようなグラフばっかり並べてしまいました。
気温を表すのにこのタイプを使うのは、さっき、思いついたばかりなのですが、案外いいかも知れないです。お気に召せば使ってみてください。
では、Enjoy Tableau!!